
Google広告の運用代行を検討するとき、「手数料はいくらかかるのか」「広告費とは別に何を支払うのか」が分かりにくいと感じる方は多いのではないでしょうか。
運用代行の費用を比較するときは、月額手数料だけでなく、広告費・初期設定・計測・LP改善を含めた総予算で判断することが重要です。
手数料が安く見えても必要な作業が別料金になっていれば、最終的な支払額は増えます。一方、手数料だけを見ると高く感じても、計測やLP改善まで含まれていれば、別々に依頼するより進めやすい場合があります。
私は15年間、WEBマーケターとしてGoogle広告の運用、SEO対策、LP制作、アクセス解析に携わってきました。この記事では、Google広告の運用代行にかかる費用の内訳と、見積もりを比較するときの確認ポイントを解説します。
Google広告の運用代行にかかる4つの費用
Google広告を外部へ依頼する場合、費用は大きく4つに分けて考えると整理しやすくなります。
1.Googleへ支払う広告費
広告費は、広告のクリックや表示などに対してGoogleへ直接支払う費用です。運用代行会社へ支払う手数料とは別に必要です。
Google広告では、キャンペーンごとに平均日予算を設定できます。月の広告費を決めるときは、月額を30.4で割ると平均日予算の目安を計算できます。
月の広告費15万円 ÷ 30.4日 = 平均日予算 約4,934円
多くのキャンペーンでは、需要の変動に応じて1日に平均日予算の最大2倍まで配信される場合があります。ただし、月間の請求上限は原則として平均日予算の30.4倍です。日ごとの金額ではなく、月単位で予算を管理しましょう。
2.運用代行手数料
運用代行手数料は、アカウントの管理や改善を任せるために支払う費用です。主な業務には、次のようなものがあります。
- キャンペーンや広告グループの設計
- キーワードの選定と除外
- 広告文やアセットの作成・改善
- 入札と予算の調整
- 検索語句や配信結果の確認
- レポート作成と改善提案
依頼先によって、含まれる作業や対応頻度が異なります。金額だけでなく、何をどこまで対応してもらえるかを確認することが大切です。
hanahanacreateでは、Google広告の運用代行を55,000円〜承っています。実際の料金は広告費や対応範囲によって異なるため、個別のお見積もりをご確認ください。
3.初期設定・計測設定の費用
初めて広告を配信する場合は、アカウント構築、キーワード設計、広告文作成などの初期設定が必要です。また、問い合わせや購入を成果として計測するための設定も欠かせません。
計測が正しく設定されていないと、どの広告が成果につながったのか判断できません。自社での設定が難しい場合は、Google広告のお問い合わせコンバージョン計測まで依頼できるか確認しましょう。
4.LP・バナーなどの制作費
運用代行手数料に、LPやバナーの制作費が含まれているとは限りません。広告をクリックした後のページに問題があれば、広告設定だけを改善しても問い合わせが増えない場合があります。
広告とLPの内容が一致しているか、スマートフォンで読みやすいか、問い合わせボタンが見つけやすいかも確認しましょう。詳しくは、Google広告のコンバージョン率を上げる方法でも解説しています。
Google広告運用代行の主な料金体系
運用代行の料金体系は、主に次の3種類です。
月額固定制
広告費にかかわらず、毎月決まった手数料を支払う方式です。費用を把握しやすく、少額予算にも対応しやすい一方、広告費が少ない場合は総予算に占める手数料の割合が大きくなります。
広告費に応じた料率制
広告費に一定の料率を掛けて手数料を算出する方式です。広告費の増減に合わせて手数料も変わります。最低手数料が設定されていることもあるため、見積もり時に確認しましょう。
作業別・スポット制
初期設定、計測設定、アカウント診断、コンサルティングなど、必要な作業だけを依頼する方式です。日々の運用は自社で行い、難しい部分だけ専門家へ任せたい場合に向いています。
少額から依頼できるか迷っている方は、Google広告運用代行は少額予算でも依頼できるかもあわせてご覧ください。
総予算は「広告費+手数料+必要な追加費用」で考える
運用代行を検討するときは、広告費と手数料を別々に考えるのではなく、毎月支払える総額から逆算します。
- Googleへ支払う広告費
- 毎月の運用代行手数料
- 初期設定や計測設定の費用
- LP・バナーの制作や改善費
たとえば、毎月の総予算が20万円で、運用代行手数料が55,000円の場合、広告費へ配分できる金額は最大14万5,000円です。ただし、初期費用や制作費が別途必要な月は、広告費へ回せる金額がさらに少なくなります。
これは料金の優劣を示すものではありません。重要なのは、確保できる広告費で検証に必要なクリックや成果データを集められるか、依頼によって自社の作業時間や無駄な配信をどれだけ減らせるかです。
広告費と手数料の配分に迷っている場合は、商品単価や目標件数を確認したうえで、無理のない予算設計からご相談いただけます。
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見積もりを比較するときの確認項目
複数の依頼先を比較するときは、次の項目を同じ条件で確認しましょう。
- 月額手数料と最低手数料
- 初期設定費の有無
- 最低広告費と最低契約期間
- 広告文・バナー作成の範囲
- コンバージョン計測の対応範囲
- レポートと打ち合わせの頻度
- LP改善の提案が含まれるか
- アカウントを自社で所有できるか
- 契約終了後にデータを引き継げるか
「月額○円」という表示だけでは、実際のサービス内容を比較できません。広告費以外に発生する金額と、契約後に誰が何を担当するかを書面で確認しておくと安心です。
手数料が安ければ費用対効果も高いとは限らない
運用代行手数料は毎月発生するため、安さは重要な比較項目です。ただし、手数料だけで判断すると、必要な改善が行われない可能性があります。
たとえば、検索語句の確認や除外設定が十分でなければ、成果につながりにくいクリックへ広告費を使い続けることがあります。また、計測不備やLPの問題を見逃すと、広告管理画面だけを調整しても改善できません。
反対に、作業内容が明確で、自社では対応できない分析や改善を任せられるなら、手数料を含めても合理的な場合があります。コンバージョン数が急に減ったときの原因切り分けまで相談できるかも確認しましょう。
よくある質問
広告費と運用代行手数料は同じ請求ですか?
一般的には別の費用です。広告費はGoogleへ支払い、運用代行手数料は依頼先へ支払います。ただし、請求方法は依頼先によって異なるため、契約前に確認してください。
少額の広告費でも依頼できますか?
対応可能な依頼先はあります。ただし、最低広告費や最低手数料が設定されている場合があります。総予算に対して手数料の割合が大きいときは、初期設定やコンサルティングだけを依頼する方法も検討しましょう。
契約前に広告アカウントを作る必要はありますか?
依頼先によって異なりますが、広告アカウントは自社で所有し、運用者へ権限を付与する形が安心です。過去データを自社に残しやすく、契約終了後の引き継ぎもしやすくなります。
まとめ
Google広告の運用代行にかかる費用は、広告費と月額手数料だけではありません。初期設定、コンバージョン計測、LPやバナーの制作費も含めて総予算を確認する必要があります。
- 手数料に含まれる作業を確認する
- 広告費へ配分できる金額を逆算する
- 初期費用や制作費の有無を確認する
- 計測やLP改善まで相談できるか確認する
- アカウントとデータを自社に残す
hanahanacreateでは、15年のWEBマーケティング経験をもとに、Google広告の運用、計測、LP制作、SEO対策まで集客導線全体をご相談いただけます。
「自社の総予算なら、広告費へいくら配分すべきか」「月額手数料に何が含まれるのか確認したい」という方は、現在の予算と課題をお知らせください。